FUJI ROCK FESTIVAL '10 -Day 1- (2010/7/30)

後遺症に悩まされる日々が続いてますが、忘れないうちに日記に残しておこうと思います。

初日の大本命はもちろんMUSE。そしてThem Crooked Vultures。

スノボで数え切れないほど苗場には来たけど、夏に訪れるのは初めて。会場へ着いてリストバンド交換待ちの間もASHのライブが聞こえてくる。



とりあえず会場についてから早速オアシスで昼ごはん(トンテキ丼)を食べ、腹ごしらえ完了しグリーンステージへ向かいCribsを観る。

その後知人とは別れ、まずは全ステージ周遊の旅へ出ることに。ホワイトステージではtoeのステージが始まった。全然知らなかったけど、演奏のレベルがめちゃくちゃ高くてびっくり。



その後はオレンジコート、フィールドオブヘヴンなど、ほぼ全てのステージを散歩がてらゆっくり見て回る。全部観てまたグリーンに戻ってくるまでトータル90分以上かかった。そしてこの時点ですでに非日常空間にすっかりとけこんでしまっている自分がいました。


オレンジコートへ続くboardwalk。森の緑にキラキラが綺麗。



boardwalk途中にもステージがあり、ライヴが繰り広げられる。どこを歩いていても音楽が途絶えることはなかった。


夕方、KEN YOKOYAMAのステージが始まる頃、これまで曇り空で持ちこたえていた苗場に雨が降り注ぎ始めた。僕は短パンにスニーカーだったため、一度宿に戻ってレインコートとレインブーツに着替えることに。

その後再び会場に到着すると、ちょうどThem Crooked Vulturesが始まるタイミングだった。


デイヴがドラムを叩きならした瞬間から、ステージ終了まで、その場から一歩も動けなくなった。演奏の凄まじさに圧倒されたためだ。ニルヴァーナはもちろん、フーファイすら生で見たことのない自分にとって、デイヴのドラムはあまりに衝撃的。ツェッペリンのジョンポールジョーンズとのリズム隊はとてつもなく強烈で、そこへジョシュアが時にファンキーで、時にヘヴィなギターリフを刻みこんでいく。

音速ばりに時は過ぎ、70分のステージがあっという間に終わってしまった。なんという神がかり的なバンド。しかも年内にはセカンドアルバムを出す構想だとか。来年はもしかしてサマソニで観れるかも?




そして初日の大トリ。MUSEが3年ぶりに苗場に降臨。



ドムが全身タイツで登場して、ライヴ終了までそのまま演奏しきったのには驚いたけど(笑)、黄金のセットリストとともに、苗場を完全制圧。しかも武道館で使った巨大スクリーンを苗場にも持ってきて、夜空にレーザー光線まで飛ばしやがった。武道館で聴けなかったStockholm〜も聴けて嬉しかった。



アンコール。Plug in Babyでは巨大バルーンが何個も客席に登場。そしてラストはもちろんKnights of Cydonia。声出しすぎてヘドバンしすぎて頭に血がのぼって大変だった。



それにしても演出、構成含め、宇宙規模の完全無欠なライブだった。一体どこまで行ってしまうんだろうこの人たち。


===========================================================
MUSE セットリスト (2010/7/30 @Green Stage)

1.Exogenesis: Symphony Part I (Overture)
2.Uprising (Extended)
3.Supermassive Black Hole
4.Map of the Problematique
5.New Born
6.Interlude + Hysteria
7.Nishe
8.United States of Eurasia
9.Undisclosed Desires
10.Resistance
11.Time Is Running Out
12.Starlight
13.Stockholm Syndrome
Encore.
14.Plug In Baby
15.Man with a Harmonica intro + Knights of Cydonia
===========================================================

初日を終えた時点で早くも完全燃焼。雨で体力も奪われ足も棒のようになった。2日目に続く。

フジロックレポート2日目へ

2010.10.10 youhei


©1998-2010 youhei All Rights Reserved.