矢井田 瞳
"YAIKO/ROCKS/50 ROUNDS" at パシフィコ横浜国立大ホール (2004/4/29)

ヤイコのライブは約1年ぶり。会場は昨年の国際フォーラムと作りも雰囲気もそっくりなパシフィコ横浜。キャパは1階から3階まで合わせておよそ5000弱。チケットは数分で完売。一時期ほどの勢いはなくとも、やはりヤイコ人気はまだまだ底知れぬようだ。

この日はゴールデンウィーク初日ということもあり、自分もライブ前からテンション高かったです(笑)。会場に到着したのは開演予定時刻の18時を少し過ぎた頃。僕の座席は3階13列目。かなり高い位置からの観戦になったが、パシフィコは国際フォーラムに負けず劣らず音響も良く、ステージからの距離も思ったほど遠くなかったため、思う存分楽しむことができた。

席につき、開演を待つ。ステージ上にはツアータイトルのロゴが書かれた幕が垂らされており、そこには赤い照明が照らされていた。BGMにはピアノの演奏が流れている。

しばらくすると照明が少しずつ暗転。一気に場内からは歓声があがる。そして突如ヤイコの歌声が響き渡る。よく観るとステージにはまだ薄い幕が張られているままだった。幕越しにヤイコが透けて見える。歌っているのはNothing。しかし1コーラスくらい歌ったところで演奏が止む。そして垂れ幕がドーンと落ちるとともにステージが明るくなり見えない光へ。客席は一気にスタンディング状態になり、大歓声があがる。心地よすぎるバンドサウンド。そこへ美しすぎるヤイコの歌声が重なる。

さらにSlide showへ。ヤイコが「♪オーイェー」と歌うと客席へマイクを向け、ファンは「♪オーイェー」と返す。何度も何度も繰り返すうちに早くもライブは最高潮のようなテンションに。うーん、この気持ち良さはたまらん。

続いてはバンドメンバーが手拍子を煽る。そして非常に特徴的なシンセのメロディが響き渡る。一人ジェンガ。しかしよくこんなタイトル考えつくよな(笑)。

そして本日一発目のMC。

ヤイコ「こんばんはー!"YAIKO/ROCKS/50 ROUNDS"へようこそいらっしゃいました。えー、横浜でのライブは約1年ぶりということで、ほんと楽しみにしてましたー!」
観客「(歓声)」
ヤイコ「えーそれではここで早速ですが、ウチのバンドのメンバーを紹介したいと思いまーす!」
観客「(歓声)」

一人一人メンバー紹介。ギターの西川さんが横浜在住だということで場内からはどよめきが。

ヤイコ「えー、照明さん、みんなが見えるようにしてもらっていいですかぁ〜」

そう言うと場内の照明が明るくなる。これ、昨年も全く同じ展開だったような・・・(笑)。

ヤイコ「わぁ〜・・・丸見えですよー、まるみえ。」
観客「(笑&歓声)」
ヤイコ「あーすごい、3階もあんなにたくさん。」

そう言ってヤイコが3階の方に目をやると、3階席のファンが歓声をあげながらヤイコに手を振る。ちょうど私の席の数メートル斜め後ろに座っていた男性集団が、それはそれは物凄い熱気で。「ヤイコォォォォーー!!大好きだぁぁぁぁ!!」とかそんなあつーーーい掛け声を連発してました(笑)。

ヤイコ「えー、ちょっと聞いていいかな。ヤイコのライブに、今日初めて来た人ーー!」

そう言うとあちこちから「はーい!!」という歓声があがる。

ヤイコ「んー、3割とパラパラ・・・ってとこですかね(笑)。初めての人もそうでない人も、とにかくこの組み合わせでできるのは一生に一度しかないから、忘れられない夜にしたいと思います。最後まで楽しんでいってくださいねー!」
観客「(歓声)」
ヤイコ「では聴いてください。孤独なカウボーイ。」

ヤイコのキレイなファルセットがホール一杯に響き渡る。ここまでは全て最新作"Air/Cook/Sky"から演奏されていたが、ここで未完成のメロディへ。実はヤイコにはウチの会社がいろいろとお世話になってるんで、特にこの曲は仕事思い出しましたね(笑)。

続いてはAre you ready?boy、そしてマザーとアルバムからの曲が続く。マザーではヤイコがハーモニカを披露していた。
曲が終わるとMCへ。

ヤイコ「いぇい〜、横浜、盛り上がってますかー!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「あのーせっかくだから座っていいですよ。アコースティックな曲をやるんで。」

着席する観客。ここからはライブに来ていることを忘れるかのような和やかなMCが続く。

ヤイコ「みんなやっぱ横浜に住んでる人が多いのかな?」

ヤイコがそう言うと場内からは東京とか大阪とかさいたまとか、様々な歓声が飛び交う。

ヤイコ「あのね、せっかくだから昨日横浜に泊まったんですよ。でね、あたし、一年に一度だけ、ファンタグレープが飲みたくなるんです。」
観客「(笑)」
ヤイコ「それが昨日だったのね。でも、いつもは全部飲み切れないんだけど、昨日はたまたま近くにゴミ箱がなくって、全部飲み干したんですよ。でね、せっかく横浜来たんだからどっか行こうと思って。中華街とか好きで良く行くんですけど、昨日は東横線に乗って、あの、みなとみらい駅からショッピングに出かけて、あの・・・ランド・・・マーク・・タワー!とかをふらふら歩いてたら、遊園地が見えたんですよ。で、そこで親の敵みたいにぐるぐるしてるやつが見えたんで(笑)、そのまま遊園地に行って、乗りたいなーって思って、500円お金払って乗ったんです。そしたら、もう、ファンタグレープが・・・・・・(笑)」
観客「(笑)」
ヤイコ「で、その後はね、ゲーセンに入ったんです。メダルゲームってあるでしょ?知ってる?あの地味ーなやつ。こう、コインがいっぱい並んでて、ゆっくりレーンが動いてて、上からメダルを入れて落とすやつね。それにハマってしまってですねー。私は20分くらいやってたつもりだったんですけど、1時間くらいやっちゃってたらしく。最後は店員さんにね”すみません、もう閉店なんですけど・・・”って言われちゃって(笑)」

なんてほのぼのしたMCだろう。普通に友達とカフェで喋ってるような内容で話すもんだから、そりゃこっちも親近感沸くってもんです。

ヤイコ「今日からゴールデンウィークですねー。みなさん休みですか?仕事の人もいるのかな?」

場内からは「仕事ー!!」という声もあり笑いがおこる。

ヤイコ「あ、仕事(笑)。そう、ゴールデンウィークは仕事しよー!」
観客「(笑)」
ヤイコ「ゴールデンウィークって、黄金週間て書くでしょ。これはですね、昭和28年に映画広告関係者の人が、映画をたくさん観てもらおうって思って黄金週間て名づけたんだって。でもね、漢字4文字だから目立たないっていうことで、ゴールデンウィークにしたんだって。」
観客「(へぇ〜〜〜〜)」
ヤイコ「へぇ〜〜〜〜(笑)←(へぇーボタンをたたく真似をしながら。かわいい・笑。)」
観客「(笑)」
ヤイコ「実は私もこのライブの2時間前くらいにはじめて知ったんですけどね(笑)。」
観客「(笑)」
ヤイコ「映画といえばですね、”きょうのできごと”っていう映画があって・・・あ、観てくれた?ありがとう。行定勲さんが監督の作品なんですけど、そこで私がテーマ曲をつくらせてもらいました。今日はその曲をやりたいと思います。聴いてください。マーブル色の日。」

最新シングルのカップリングにも収録されているこの曲。跳ねるようなシンセの音色が印象的。ワルツっぽい曲調でしたが、これはいい曲ですねー。まだシングル買ってないけど明日にでも買っちゃいそうな勢いです。

演奏が終わり、拍手に包まれる中、再びMCへ。

ヤイコ「先日凄く感銘した出来事があって・・・、***(名前忘れました)っていう人が書いた「Bell,book and Candle」っていう曲に出会ったんです。それ観た瞬間もうビーンときちゃって。Bellは私も"Ring my bell"っていう曲あるし、Bookは私も歌詞の中で何度も使ってるし、Candleは昔キャンドルって曲書いたことあるし・・・。異国の全く知らない人の曲との、その、かぶり具合に感動しちゃって。今日は、私なりに和訳したものを歌いたいと思います。聴いてください。ベルと本とキャンドル。」

しっとりと歌い上げるヤイコ。場内もシーンと静まり返っている。その美しい歌声に誰もが酔いしれていた。最後はボーカルにエフェクトがかかり、場内にこだまする。隣にいた子が思わず「凄いね・・・」とつぶやいていた。

そしてここでなんとLife's Like A Love Song。いつも最後の最後で演奏されていて、今回もてっきり終盤で演奏されるのかと思いきや、まさかここで持ってくるとは。でもこの曲は座ってじっくり聴きたいと思ってたんで、ここでこの曲を持ってきたのは個人的に大正解でした。
途中転調する部分ではマイク使わずに「LaLaLa....」と生声で歌い上げるヤイコ。うーん、感動。

そして個人的にはこの日一番のサプライズが訪れる。演奏が終わり、拍手の後、どよめきに包まれる場内の空気を一刀両断するかのように聞き覚えのあるギターが聞こえてきた。まさかまさかのCreamed potatoes。個人的にこの曲は全てのヤイコの曲の中でも3本の指に入るくらい好きなので、嬉しくて鳥肌が立った。イントロではヤイコが観客を煽る煽る。もちろん「Wahhhhhhh!!!!!!」も昨年以上のテンションで(?)やってくれて大満足。

さらになんとDizzy diveへ。これは5本の指に入るくらい好きな曲(笑)。スピード感たっぷりの流れるような展開はほんと心地よい。サビの「I want you baby」は観客全員で熱唱。そして何と言っても裸足でピョンピョン飛び跳ねながら手拍子を煽るヤイコはほんっと可愛いんですよ。こんなこと言ったらファンに殴られそうだけど、抱きしめたくなっちゃう(笑)。

そして1stアルバムからGirl's Talk。途中からテンポが変わり大盛り上がり。さらにママとテディへ。昨年も演奏されたが、ライブで初めて聴いたためちょっと戸惑っていたが、今回はアルバムしっかり聞き込んでいったからもうノリノリでした。さらにB'coz I Love You。ラストのサビは会場全員で大合唱。一体この盛り上がりはどこまでいっちゃうのか。

そしてクライマックス。聞き覚えのあるリズムでドラムが鳴る。もうこの時点でピーンときた。するとヤイコが叫ぶ。

ヤイコ「横浜ゲンキーーーー!!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「3階のみんなゲンキーーーー!!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「2階もゲンキーーーー!!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「1階ゲンキーーーー!!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「みんなゲーーンキーーーーーーー!!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「ワン!ツー!ワン、ツー、スリー、GO!!!!!」

Look Back Againキターー!!!何度聴いてもこの曲やっぱ最高。場内の一体感も素晴らしくて、僕も我を忘れて一緒に歌いあげました。
ほんとこのときの盛り上がりは凄かった。一番上のさらに上までいっちゃってましたね。キーボードの人、椅子の上に立ちながら弾いてるし(笑)。

しかし演奏が終わってもまだまだライブは続く。続いてはKeep on movin'。ヤイコが観客にマイクを向ける。観客も「Keep on movin'♪」と思いっきり歌う。
すると曲の途中で面白い掛け合いが始まった。

ヤイコ「もっと横浜のみんなの歌声が聴きたいよーー!!!!!」
観客「(歓声)」
ヤイコ「じゃ3階の人だけ行ってみよう!!Keep on movin'!!」
観客「(♪Keep on movin'!!!)」
ヤイコ「いいねーー!!じゃ3割増しで行ってみよう(笑)!!!Keep on movin'!!」
観客「(♪Keep on movin'!!!)」
ヤイコ「ぴったし3割増し!(笑)」
観客「(笑&歓声)」
ヤイコ「じゃ次、2階の人行ってみよう!!Keep on movin'!!」
観客「(♪Keep on movin'!!)」
ヤイコ「かなり大きいねーー!でもあと2割増しで行ってみよう(笑)!!Keep on movin'!!」
観客「(♪Keep on movin'!!!)」
ヤイコ「2割増し!(笑)」
観客「(笑&歓声)」
ヤイコ「じゃ1階のみんなー行くよーーー!!Keep on movin'!!」
観客「(♪Keep on movin'!!!)」

さすがに1階席は2階や3階の倍以上の観客が入っていたので大歓声が響き渡る。ヤイコも観客もほんとの楽しそうに、一体となってライブを楽しんでいるのが伝わってくる。

ヤイコ「じゃあね・・・男子と女子で分けてやってみよう!(笑)まずは女子!!いくよーー!Keep on movin'!!」
女「(♪Keep on movin'!!!)」
ヤイコ「かーわーいーいーーー!!!」

いや、そういうあんたの方が可愛いって、と心の中で突っ込んだのは僕だけ?(笑)

ヤイコ「じゃあ次、男子行ってみよーー!!」
男「(うおおおお!!!)」
ヤイコ「・・・なんかちょっとイヤな予感するけど(笑)。いくよー!!Keep on movin'!!」
男「(♪Keep on movin'!!!)」
ヤイコ「(爆笑)」

男どもの図太い歌声に場内からは爆笑の嵐。ヤイコも男の真似をしてオペラ調で「Keep on movin'!!」と歌ってみる。再び場内は爆笑。さらに男性客との掛け合いは続く。

ヤイコ「Keep on dancin'!!!!」
男「(♪Keep on dancin'!!!)」
ヤイコ「ニホーンダンジ(日本男児)!!!!」
男「(♪ニホーンダンジ!!!)」
ヤイコ「(爆笑)」

「キープオンダンシン」と「日本男児」をかけたダジャレのような掛け合いに場内大爆笑。それにしても男諸君、見事な「日本男児」でした(自分含)。

ヤイコ「みんな、バンドのメンバーの声も聴いてみたいよねーー!?」
観客「(歓声)」
ヤイコ「じゃバンドの皆さん行ってみよう!!Keep on movin'!!」
メンバー「(♪Keep on movin'!)」
ヤイコ「(爆笑)、バンドの皆さんもっとあげていきましょうよ!!Keep on movin'!!」

するとバンドの音量が少しずつあがっていく。そしてピタッと演奏が止まり、メンバーが叫ぶ。

メンバー「(♪Keep on movin'!!!!!)」
ヤイコ「(爆笑)、あがりすぎー!!(笑)」
観客「(爆笑)」

自分がアーティストであることを忘れているかのように、ステージ上ではしゃぎまくりヤイコ。そして演奏が終わるとヤイコが叫ぶ。

ヤイコ「まだまだ行くよーー!!Chapter01!!」

新曲のChapter01へ。ようやく盛り上がりも少し落ち着く。この日は会場内が非常に暑かったせいもあり、私のTシャツは汗でびっしょり濡れてしまっていた。

ヤイコ「もう1曲やりたいと思います。Hello。」

盛り上がった曲が続いたが、最後はしっとりと、のびのびと歌い上げる。その歌声に聴き入るファン。

演奏が終わると「ありがとーう!」と言ってステージを去るヤイコとメンバー。これ以上ないくらいの満足感を得たところで、ライブは一旦幕を閉じる。

場内が暗くなるとすぐさまアンコールの嵐。前述の通り、私のすぐ近くに熱狂的ファンがいたのですが、アンコールを求めている間ずっと「ヤイコ!!ヤイコ!!」と叫んでました。アンコールの手拍子はまさに彼らが創り上げてましたね。あそこまでやるファンはなかなかいません。単純にすげぇなと思いました。

そして再びメンバーがステージに登場。ヤイコはツアーTシャツにタオルを首にかけていた。

ヤイコ「アンコールのみんなの声、すっごい聞こえてたよーーほんとにどうもありがとーう!!」

そしてライブは再燃する。My Sweet Darlin'。昨年に引き続き、今年も生「♪ダーリンダーリン」が聴けて大満足。ラストはこれでもかというくらい大ジャンプするヤイコ。タオルをたたきつけるように振り下ろすと同時に、演奏が終わる。場内からは拍手と歓声がわきあがる。

再び簡単にメンバー紹介をするヤイコ。そして最後の曲へ。

ヤイコ「今日の横浜のみんなとの一体感!すっごく感じました。ライブ最高!!!」
観客「(歓声)」
ヤイコ「あ、ここでちょっとお知らせがあんります。・・・あんります!!!」
観客「(爆笑)」
ヤイコ「ひらきなおってる(笑)。あの、7月28日、ナニワの日ですね(笑)、その日に、"Yaiko's Selection"と、"Single Collection"というベスト盤を出すことが決定しました!楽しみに待っててくださいね。」
観客「(歓声)」
ヤイコ「ではもう1曲、たいせつに歌いたいと思います。チェイン。」

リプトンのCMでもおなじみの曲でライブは幕を閉じる。演奏が終わると、メンバー全員が中央に集まり、肩を組んで、観客に一礼する。ファンはそれに拍手と歓声で応える。

そしてファンに手を振りながらステージを去るメンバー達。すると場内は暗くなり、再びアンコールを求める拍手が。これはまさかダブルアンコール?

その通りだった。しばらくするとステージが明るくなる。するとなんとステージ上にはグランドピアノだけが設置されている。そしてなんとなんと、真っ赤なドレスを着て、ヤイコが1人で登場。場内からは歓声とどよめきが起こっていた。

そして最後のMCへ。

ヤイコ「どうもありがとう。」
観客「(歓声)」
ヤイコ「なんかこうやってライブやってるとね、今日もそうなんだけど、夢の中でふわふわしてるような気分になるの。うーん、何て言ったらいいかわからんのやけど、みんなの声がね、体の中をぐるぐるしてるの。今日みんなからもらったエネルギーを、また、明日からの生活のエネルギーに変えて、ライブもやっていきたいと思います。ライブと言えば、8月7日に横浜みなとみらい特設ステージで、野外ライブを行うことが決まりました。」

観客「(拍手&歓声)」
ヤイコ「またライブで会えるのを楽しみにしてます。では最後に、聴いてください。この恋はもうしまってしまおう。」

ヤイコが1人で、青い照明に照らされながら、グランドピアノを弾きだす。そして場内一杯に響き渡るヤイコの声。今回何度も思ったが、これほどキレイな歌声の持ち主は他にいるだろうか。ヤイコの場合特にバラードを歌わせたら天下一品。上下に激しく揺れ動くメロディラインを、ファルセットを使いこなしながら完璧に歌い上げるヤイコはまさに天才だと思った。

演奏後、ドレスのスカートの両脇をちょこっとつまんでヒザをまげるヤイコ。その仕草が可愛すぎて場内あちこちから「可愛い!!!」の声が。自分も心の中で叫んじゃいましたけど(笑)。

手を振りながらゆっくりとステージを去るヤイコ。
終わっても、なんか、ため息しか出てこなかった。うーん、こりゃ完全に虜になっちゃったかな(笑)。



矢井田 瞳
"YAIKO/ROCKS/50 ROUNDS" at パシフィコ横浜国立大ホール (2004/4/29)

  1. 見えない光
  2. Slide show
  3. 一人ジェンガ
  4. 孤独なカウボーイ
  5. 未完成のメロディ
  6. Are you ready?boy
  7. マザー
  8. マーブル色の日
  9. ベルと本とキャンドル
  10. Life's Like A Love Song
  11. Creamed potatoes
  12. Dizzy dive
  13. Girl's Talk
  14. ママとテディ
  15. B'coz I Love You
  16. Look Back Again
  17. Keep on movin'
  18. Chapter01
  19. Hello
    Encore1.
  20. My Sweet Darlin'
  21. チェイン
    Encore2.
  22. この恋はもうしまってしまおう


-おわりに-

昨年も感じましたが、ほんと彼女のライブは一見の価値アリですね。歌が上手いのはもはや当たり前。彼女には音楽以外の部分で、とても大きな魅力的なものを感じます。
また、無邪気にステージ上ではしゃぐ姿を見ていると、ああ、この人はホントにライブが大好きなんだなぁと、ライブがなかったら死んじゃうんじゃないかなと思うくらい、ライブに対する強い思いを感じました。しかしギターもピアノもドラムもこなせて、あれだけの声が出て・・・ウチのバンドに入ってくれないかな(笑)。

ほんと、いいライブでした。おかげで最高なゴールデンウィークの幕開けを迎えることができました。

では、一緒に楽しんだ皆さんお疲れ様でした。また次のツアーで会いましょう。
2004.4.30 youhei


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