SUMMER SONIC '08 -1日目- at 千葉マリンスタジアム/幕張メッセ (2008/8/9)

3年ぶり、4度目のサマソニ参戦となりました。
つまり2005年のあのオアシス以来です。去年と一昨年はラインナップが魅力的でなかったのでパスしてましたが、今年は大好きなUK勢がヘッドライナーということもあって、主催者先行開始と同時に2日券申し込むという気合の入りっぷりでした。

さて、初日のお目当てはやっぱりVerveです。
でもとりあえず(ミーハーなので)Perfumeも観てみたいな〜と思い、会場に到着するとまずは幕張メッセへ。到着したのは11時頃でしたが、リストバンドの交換がめちゃくちゃスムーズに済んだことにまずビックリ。いつもは物凄い行列で、リストバンドもらうのに30分くらい並んでたような記憶があったので。思わず感心。

とりあえずメッセ内をうろうろしてから、ダンスステージを覗きに行くと、既に人がぎっしり。これはもしかして早々に入場規制になっちゃうかな、と思い、とりあえずダンスステージ内へ入って待つことにしました。しかしまだ開演まで30分以上あるというのに、これだけの人が詰め掛けるということは、今まで記憶にないですね。Perfumeの今の人気っぷりがうかがえます。

  Perfume
- 幕張メッセ・DANCE STAGE -
そして12時30分、Perfume登場。さんざん待たされたもんだから、お客さんもみんなテンション上がってて大変でした。しかも最初GAMEがちょこっと流れてから突然チョコレイト・ディスコがスタートしたもんだからもう大盛り上がりで。

後で聞いた話によると、このとき場内に入りきれなかった数千人もの観客が外まで溢れかえっていて、大変ことになっていたようです。しかも外では完璧に振り付けをマスターして踊っているファンもいたとか。いやはや改めてこのフィーバーっぷりは異常ですね。Perfume恐るべし。
その後Baby Crusing Loveなどもやってましたが、全部口パクでしたね(笑)。まぁ原曲があれだけボコーダー+サンプリングしまくり状態なので仕方ないのかもしれませんけど。でも(2日目に観た)ブンブンなんかは、エフェクトかけまくりながらも完璧に歌い上げてましたよ。世界レベルのブンブンと比べるのはちょっと酷ですけど、早く彼女達もブンブンのように、しっかりと歌ってトータルパフォーマンスで勝負できるアーティストになってもらいたいものです。

ただ、若さゆえのあのエネルギーは素晴らしかったですね。いいものもらいました。ラストはポリリズムで大満足でした。

  YELLE
- 幕張メッセ・DANCE STAGE -
続いては同じくダンスステージでYELLEを見ることに。ボーカルはフランス出身のこれまたかわいらしい女の子なんだけど、この子がまた素晴らしくてね。曲もただのダンスポップじゃなくって、物凄くいろんなルーツを持ってるんだなーというのが伝わってきたし、ライブパフォーマンスも圧巻だった。髪の毛これでもかといわんばかりに振り回してステージ上を所狭しと駆け回って。

やっぱ曲もいいから、お客さんも次第に溢れかえってきて。最終的にはPerfumeと同じとまではいかなくても、ほぼ満員状態になってました。

  BAND OF HORSES、SANTOGOLD、NEW FOUND GLORY、CAJUN DANCE PARTY、
  WE SMOKE FAGS、マキシマムザホルモン、ZEBRAHEAD

- 幕張メッセ・SONIC/DANCE/MOUNTAIN STAGE -
その後、BAND OF HORSES、SANTOGOLD、NEW FOUND GLORY、CAJUN DANCE PARTY、WE SMOKE FAGSと、贅沢にも様々なアーティスト達をはしご。でも期待してたKILLSが機材トラブルで中止になってしまったのが・・・とても残念・・・。2003年以来、5年ぶりのライブが観れると思ってたんだけど。また来年来てくれることを期待してます。

(写真はSANTOGOLD。黒人のダンサーの動きが最高!)
その後はマキシマムザホルモン。メガラバの盛り上がりはやっぱ凄かったですね。なんかライブのノリも、X JAPANとSEX MACHINEGUNSを足して2で割ったような感じで楽しかった。

あ、そうだ、あとマリンでやってたゼブヘもメッセ内のスクリーンで見たけど、卑猥な放送禁止用語を連発してて、スクリーン見てた女の子がみんな引いてた(笑)。

(写真はマリンのゼフラヘッド。新ヴォーカルになってから初めてみたけど、もうこういう音楽は卒業かな・・・って感じ)

  the verve
- 千葉マリンスタジアム -
そしていよいよ千葉マリンへ移動。本日のお目当てverve、奇跡の初来日公演です。スタンドでじっくり観ることにしました。何と言っても2曲目のSonnetでもう完全に心奪われちゃってね。でもThe Drugs Don't workでは途中で間違えてやり直したのは驚いた(笑)。 別にそのまま演奏しても誰も気づかないだろうに。ああいうところがやっぱとことんプロなんだな、って感心したりして。

そしてやっぱりクライマックスでのBitter Sweet Symphonyはもはや言葉になりませんでした。あのイントロが鳴った瞬間の千葉マリンの大歓声は未だに忘れられません。想像してみてください。日が暮れた野外の千葉マリンで聴くBitter Sweet Symphonyを…。
2005年のオアシスのときにDon't look back in Angerを初めてライブで聴いたときも鳥肌が立つほど感動したけど、今回も全く同様の感情があふれてきました。実はverveを観ようかフラテリスを観ようか直前まで迷ってたんですけど、やっぱverve観て良かった。あぁ、次観れるのはいつになるのかな。新作が秋に出るから、また来年あたり来日して欲しいなぁ…。

【the verve セットリスト】
1. This is Music
2. Sonnet
3. Space And Time
4. Sit And Wonder(新曲)
5. Life Is Ocean
6. Rolling People
7. The Drugs Don't Work
8. Lucky Man
9. Bitter Sweet Symphony
10.Love Is Noise(新曲)



  THE PRODIGY
- 千葉マリンスタジアム -
verveで終わらないのが今年のサマソニ。しかも後に控えるはプロディジーなんて、なんという贅沢な!

オープニングはいきなりTheir Law。派手なジャケット着たキースがスクリーンに映し出された瞬間に場内大盛り上がり。verveはしっとり聴かせるアーティストだったせいもあり、暴れ踊りたい観客が多かったのかも。正直自分もそうだったので、もちろんアリーナで踊りまくりました。近くにいたファンもみんな本当に楽しそうに踊っていたのが嬉しくて、なんだか他人に思えなくなってきてね。さらにこっちもテンションあがっちゃって。
やっぱりBreatheFirestarterでのオーディエンスの盛り上がりっぷりが凄くて。僕も阿呆みたいに踊りまくりました。アリーナ後方だったから、踊るスペースも十二分にあって。ラストのSmack〜も嬉しかったなー。今までCDでしか聴いたことなかったけど、プロディジーのライブがこんなに楽しいとは正直思ってなかったです。

【THE PRODIGY セットリスト】
1. Their Law
2. World's on Fire
3. Breathe
4. Mesculaine
5. Spitfire
6. Warriors Dance
7. Firestarter
8. Action Radar Link
9. Warning
10.Voodoo People
11.Poison
12.Diesel Power
13.Smack My Bitch Up


そしてラストは花火が上がって終了。これだけでもお腹一杯だったけど、2日目はさらなる感動と興奮が待っていました。

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2008.8.21 youhei


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