東京スカパラダイスオーケストラ
Debut 15th Anniversary at 代々木第一体育館(2004/10/22)

待ってたよーーーースカパラーーーーー。1ヶ月以上ライブ行かないと、なんかもうストレス溜まる体になっちゃったみたいで。もう2週間くらい前から行きたくてウズウズしてました。何よりも今回のライブは、デビュー15周年を記念した、1夜限りのスペシャルなライブだったのです。

この日は横浜方面で仕事があったんですが、現場の作業でちょっとトラブってしまって焦りました。でもなんとかギリギリ待ち合わせ時間に間に合って一安心。会場の外で売られていた限定CD「さらば友よ」もバッチリ購入し、いざ場内へ。(これはライブ会場のみでの6万枚限定販売らしく、メンバーの「ライブを大切にしたい」という希望により実現したとか)

代々木第一体育館に来るのは昨年の「LIVE EPIC 25」以来、2度目だった。私の座席はアリーナCブロック1列目1番という、何だか縁起の良い数字だったのだが、本当にアリーナの一番端っこで。ただ、前の列が空いてたから、その分前を気にせず踊ることができました。

座席に着くやいなや、もはやスカパラのライブでは恒例となったウイダーインゼリーを一気飲み。ライブ前の空きっ腹には強い味方になります。こんだけしょっちゅう飲んでるんだからさぁ、CM出させてよ。

そして開演予定時間の19時30分を5分くらい過ぎた頃だっただろうか、スウェーデンの城が流れ出し、照明が落ちる。無論場内は大歓声。6月のNHKホール以来、約5ヶ月ぶりのスカパラ。私も興奮せずにはいられない。そんな中、次々とステージ上に姿を現すメンバー達。やはりこの登場シーンは何度見てもカッコ良過ぎて鳥肌が立つ。注目の1曲目は何だ?と興奮する気持ちを必死に抑えつつ、耳を傾ける。

すると流れてきたのはなーーんとBurning Scale。もちろんライブで聴くのは初めてだったし、意表を突かれたせいか、家に帰ってCD聴いて確認するまで、タイトルが全く思い出せませんでした。うーん俺もまだまだ勉強不足だな。しかしこのオープニングはびっくり。てっきり「The Last Bandolero」か「SHOT IN THE DARK」あたりが来るんじゃないかと勝手に想像してたから。

そして続いては茂木さんのスネアが鳴った瞬間に興奮のあまり血管破裂。(WE KNOW IT'S)ALL OR NOTHING。僕はやっぱりこの曲がないとスカパラのライブに来た気がしない!ってくらい大好きです。静かなイントロから一気に大爆発!スーツに革靴姿にも関わらず思いっきりドンドン飛び跳ねる。気持ちイイ!チョー気持ちイイ!

既に息切れ状態の中、続いてはNARGOさんのピアニカ登場。早くもSKA ME CRAZYが!ALL OR NOTHINGのとき以上にドッスンドッスン飛び跳ねました。やっぱコレですよ。この感覚。もうスカパラは僕の人生に欠かせない存在です。そりゃ翌日の夢にも出てくるよ(←ホントです)。沖さんのオペラのようなスーパーなハモリも健在。最高です。

そして谷中さんのMCへ。

谷中「こんばんは!トウキョウスカパラダイスオーケストラです!!!」
観客「(大歓声)」
谷中「えー、今日はデビュー15周年なんですけど、ホント、15周年記念ライブをこういう会場でできて嬉しいです。今日はみんなも15%増しで踊ってってくれ!」
観客「(笑&歓声)」
谷中「みんな盛り上がる準備はいいかー!!」
観客「(大歓声)」

相変わらずの熱いMCでこっちも興奮度15%増に。そしてお次はSTROKE OF FATE。陽気な曲だけじゃなくって、こういうマイナー調の雰囲気もめちゃくちゃ合っててカッコイイんだよね。大森さんのソロの時は場内大歓声。

そして続いては一転、ハッピータイムがスタート。まずは北原さんのトロンボーン炸裂。ホールインワン。これも昨年のブリッツで聴いて以来、すんげー久しぶりだったせいもあって大興奮。「ホールインワン!」って俺も実際のゴルフで言ってみたいぞ。

さらにNatty Paradeへ。これも近年のライブは欠かさず演奏されており、もはや定番曲となっている。ラストの「オイ!オイ!」は相変わらず最高。また谷中さんがすんごい勢いで煽るんですもの(笑)。そりゃこっちも熱くなります。

さぁそして待ーーってました栄光のエンブレム。これはもう僕にとってここ近年稀に見る大ヒットです。しかも作曲してるのが沖さんなんですから。ただでさえめちゃくちゃファンだったけど、コレ聴いてファン度15%増しになりました。谷中さんも後で言ってたけどマジで沖さんは天才です。サビは「♪ラーラララー・・・」とみんなで大合唱。もう涙出るくらい楽しすぎだ!!これカラオケ入ってるのかなぁ。今度絶対歌おうっと。氷結のCMで皆知ってるだろうし。

そしてこれは(僕にとっては)とーってもお久しぶりなCALL FROM RIO。多分2002年の武道館以来じゃないかな。しかし「ホールインワン」からのこの楽しすぎる4曲はたまらないなぁー。

続いてはこの時点でこの日一番のサプライズだったかも。なーんとまさかのYOU DON'T KNOW(WHAT SKA IS)!もちろん私はライブで聴いたことなかった。この1曲だけで叫びすぎて喉がつぶれました。

演奏終わるとNARGOさんのMC。顔がアップで映し出されると場内からは大歓声が。

NARGO「こんばんは。今日は、15周年ということで、1曲歌わせてください。」

大歓声に包まれるとともにDVD「キャッチザレインボー」のエンディングテーマとして収録されている雨の軌跡へ。しかしスカパラってメンバーみんな歌うまいよなぁーー。歌が本業じゃないのに。世間には歌が本業なのにシャレになってないくらい歌が下手なアーティストが溢れているっていうのに。誰とは言いませんが。毒舌失礼。

そして次の曲がこの日一番のエキサイトポイントだったかも。茂木さんのドラムが鳴り響いた時点で「ま、まさか!!!」と思ったが、そのまさかが起こりました。ファンになった頃からずーーーっとライブで聴きたかったけどこの日まで聴いたことがなかった曲。火の玉ジャイヴキターーー!!!イントロからNARGOさんのモンスタートランペット炸裂で、興奮のあまり体温が上がっていくのが自分でもわかった。そして一気に大爆発。GAMOさんとの「Yeah-oh!!!」のかけあいもバッチリ。もうこれが聴けただけで個人的には大満足。しかしまだまだこんなもんじゃ終わらないんですよ今回のライブは!!(嬉泣)

そして聴いたことのない曲(新曲?)をはさみ、続いてもイントロから大興奮。FINGERTIPSへ。沖ファンとしてはたまらない選曲。沖さんのアップが何分間もスクリーンに映し出される。そのたびに笑いの混じった大歓声があがる場内。何度観てもこの人はテクニック凄すぎ。人間業じゃないよね。それもただ弾くだけじゃなくって、あれだけダイナミックに動きながら、パワフルで、繊細で、かつエネルギッシュな演奏できる人はどこ探してもいないでしょう。改めて惚れ直しました。

沖さんのショータイムが終わると今度はGAMOさんタイム(?)へ突入。これまた懐かしすぎる曲、スカンボへ。GAMOさんがセクシーな声をあげると場内からは笑いと拍手が。さらに北原さんのソロになると、トロンボーンを吹きながら床に寝そべって、ドリフの「ちょっとだけよー」ばりに片足を上げる北原さん。場内爆笑。

続いては加藤さんタイムへ。ステージ中央へ出てきてギターをかきならす加藤さん。そしてそのままONE EYED COBRAへ。加藤さんがここぞとばかりに気持ち良さそうに弾きまくっていた。ホーンセクションの人達もピョンピョン飛び跳ねる姿がスクリーンに映し出されるからこっちもつられて飛び跳ねる。

そしてまたしても大きなサプライズが。今度はなんとTIN TIN DEOへ。もうイントロのベース聴いた瞬間「ぐはあっ!」って嬉しい叫びが。これもライブで聴くのは初めて。途中演奏がピタっと止まって・・・それこそもう、いつまで止まってるんだろうって思うくらい長い間止まってて、メンバーの人達もピクリとも動かない状態で、ステージには薄暗い照明が照らされるだけだった。場内からは物凄い大歓声があがる。そしてカウントとともに大爆発発生。いやーーもうたまんねーーーー。

そして演奏が終わるとステージが暗くなり、いつのまにか沖さんがアコーディオンを持ってステージ中央に出てきた。この時私はあの曲が聴けるんだと確信した。そして沖さんのMC。

沖「みんな、楽しんでる?」
観客「(拍手&歓声)」
沖「最近ずっと雨が続いてたけど、今日はいい天気で。こんなさわやかな秋晴れの中15周年を祝うことができて嬉しいです。ほんと、みんなのエネルギーのおかげだと思います。」
観客「(拍手&歓声)」
沖「えー、さっき演奏したのは、TIN TIN DEOという、僕らのデビューアルバム”スカパラ登場”に収録されている曲なんですが、次はそのアルバムの最後に収録されている、君と僕を聴いてください。」

そして沖さんがアコーディオンを演奏しながら口笛で「君と僕」を吹き始めた。最初の方は拍手をするファンがたくさんいて、「おいおいおい頼むからこの曲で拍手なんて勘弁してくれ!」と心の中で叫んでいたが、中盤で沖さんがアコーディオンの音量を抑える部分があったため、そこで拍手は止まった。良かった。
この曲では例のごとく沖さんの表情がアップで映し出される。表情豊かで、楽しそうな姿は観ている側をも幸せな気分にさせてくれる。それにしてもこの曲はほんと名曲だ。友達の結婚式とかでぜひ演奏してみたい。でもどうしても沖さんみたいな音域が出せないよ。なんであんなに高い音域が出るんだろう。

演奏が終わるとこの日一番とも言える大歓声と拍手が沸き起こった。次の曲が始まるまでしばらく間があったのだが、その間、拍手はずーっと鳴り続いていた。私も感動のあまりひたすら拍手を送り続けていた。

新曲をはさみ、今度は茂木さんのMCへ。

茂木「僕は、一番新しいメンバーとしてスカパラに入って、もう5年くらいやらせてもらってるんだけど・・・なんか、演奏していると、たまに夢の中にいるように思うことがあります。普通に演奏しながら、たまーにオリジナルメンバーの顔を見ると・・・”ぅをっ!!!!!”って思うことが、あったり、するよね!(笑)」
観客「(爆笑)」
茂木「今日やっている曲は、ある人にとってはすごく懐かしい曲だろうし、でも僕にとっては凄く新鮮だったりして。今、スカパラは新曲をたくさん作っています!これからも新しい曲をたくさん作っていきます。」
観客「(拍手&歓声)」
茂木「・・・いやーーでもみんな歌って踊って・・・・・・楽しくなーい!?(笑)」
観客「(爆笑)」

欣ちゃん、ホントに楽しかったんだろうな(笑)。もう終始笑顔で喋りつづけるから、思わず爆笑してしまう。

茂木「15周年、僕からはこの曲を贈ります!銀河と迷路!!」

大歓声に包まれながら歌い上げる欣ちゃん。これも久々だったから嬉しかったなー。福山雅治と松嶋菜々子のドラマが懐かしい。

さらに続いてはイントロが鳴った瞬間、サントリーカクテルバーと永瀬正敏が頭に浮かぶ。なんと花ふぶき〜愛だろ、愛っ。〜!さすがに永瀬のセリフはなかったけど、初めて生で聴いた花ふぶきはマジで感動モノですね。でもこのCMももうだいぶ前のことのように感じる。こうした懐かしい曲を聴くたびにスカパラが築いてきた歴史の凄さが感じられますね。

そしてBlue MountainからHURRY UP!!5 days of TEQUILAルパン三世'78と、もうここからは盛り上がるばかり!! ルパンのイントロでは大森さんの「くぉーーっ!」て感じの表情がスクリーンに映し出されて場内大盛り上がり。しかもラストは花火が大爆発!しかもそのまま間髪入れずにDOWN BEAT STOMP。イントロでドカーーーンと銀の紙テープが飛び出る。興奮のあまりぎゃーぎゃー叫びまくる!歌う!踊る!もう楽しくて楽しくて、何もかも忘れて馬鹿騒ぎ状態。周りを見なくても、みんなが笑顔で踊っているのがわかる。会場が一体となって幸せな空間を作り出す。スカパラのライブはまさに極上のパラダイスなのだ。だからやめられない。

演奏が終わると「どうもありがとーう!」と言ってステージを去るメンバー。そしてすぐさまアンコールの嵐。床を脚でドンドン叩く音が場内に響き渡る。アンコールを待っている間も場内は凄い興奮状態だった。

そして大歓声に包まれながらメンバー再登場。演奏されたのはこれまたびっくりのJust A Little Bit Of Your Soul!これもライブで聴くのは初めてだったが、やっぱ素晴らしいねこの曲は。アンコール1曲目っていうシチュエーションにもハマっていたと思う。まさにパーフェクトだった。

そして演奏が終わると谷中さんがマイクを握る。

谷中「アンコールどうもありがとう!!」
観客「(大歓声)」
谷中「えー今日は、15周年ってことで、全部のアルバムの中から(とここで噛む谷中さん)、噛んじったよ!」
観客「(爆笑)」
谷中「全部のアルバムから最低1曲ずつやろうってことで、多分スカパラ史上最長のライブになったんじゃないかと思います。まだやるけど!」
観客「(大歓声)」
谷中「まぁ15周年っていうことは、その頃生まれた人はもう高校生か。そういうの考えると結構すげぇことなのかなって思うけど、15年経ってもメンバーは挑戦しつづけているのがホントかっこいいと思う。このトシになって海外に打って出ようとしてるからね!」
観客「(拍手&歓声)」
谷中「あの、俺はずーっとこの、ステージの上手って言うの?この辺を守ってきて、時々真中に出てきて偉そうなこと言ったりするけど、基本的にはこの位置からいつもメンバーを見て、カッコイイなーって思ったりして……。」

谷中さんが泣いていた。目を真っ赤にして。
もちろん谷中さんが泣く姿なんて初めてだった。いつも熱いMCでファンを盛り上げてくれた人だけに、そういう人が見せる涙というのはジーンと来るものがある。思わずもらい泣きしそうになった。メンバーに対する熱い思いが、これでもかというくらいに伝わってきた。これだけ個性の強い男集団10人。今まですんなりやってこれたはずがない。うまくいかないこととか、メンバー同士の衝突も多々あったに違いない。でもそれを全部乗り越えてきたからこそこの日のスカパラがある。きっと今までのことが走馬灯のように谷中さんの頭に駆け巡ったんでしょう。最高のパラダイスの裏側にはきっと物凄い努力があったんだと思う。きっとファンの人達も、わかってはいたけど、この時改めてそれに気づかされたんじゃないでしょうか。とにかく今日は、今まで聞いた谷中MCの中でも最高にカッコ良かった!

谷中「15周年だから、湿っぽくなっちゃったのはご勘弁!!」
観客「(拍手&歓声)」
谷中「東京スカパラダイスオーケストラ!!!奇跡のメンバー紹介!!!!」

そういってまさに「奇跡」のメンバーが順番に紹介される。

谷中「ギター、加藤隆志!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「パーカッション、大森はじめ!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「ドラムス、茂木欣一!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「ベース、川上つよし!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「キーボード、天才、沖祐市!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「トランペット、NARGO!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「トロンボーン、北原雅彦!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「北原さん、何か一言!」

びっくりしたー、このまま誰も一言言わずに終わっちゃうのかと思った(笑)。北原さんで止まってくれて一安心。そしてお待ちかねの北原さんタイムスタート!

北原「いやいやいやいやいやいや!!!私さきほどコケちゃいました!そんなことはどーでもいいんですが。あの、ほんとね、15周年を迎えられたっていうのは、こんなワガママ勝手な私たちを支えてくれたスタッフ、そして、CDを買ってくれるファンのみなさまがいてー!」
観客「(爆笑)」

この「いてー!」の部分が超高音だったため場内大爆笑。しかし北原さんはまだまだ止まらない。

北原「いてーーーー!!」
観客「(爆笑)」
北原「いてーーーーーーー!!!!」
観客「(爆笑)」
北原「いてえぇぇーーーーーーーー!!!!!!」
観客「(爆笑)」
北原「こそです!!あなたたちがいて、私たちがいる!」

さきほどの谷中さんとはまた違った涙が出てきました。笑いすぎて。ほんとこの人面白すぎだよ。

谷中「そしてアニキ!アルトサックス、アジテートマン、冷牟田竜之!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「そしてテナーサックス、ミスターGAMOーーーー!!!!」
観客「(拍手&大歓声)」
谷中「GAMOさん何か一言!」
観客「(拍手&大歓声)」
GAMO「ウィーーーーーッス!!!」
観客「(ウィーーーーーッス!!!)」
GAMO「いやー、北原先生の後だから手短に・・・(笑)。あのー、こないだ誰かが数えたらしいんだけど、今までの曲が全部で240曲くらいあるんだって。で・・・ちょうどイチローが世界記録出したときで・・・(笑)。俺らも負けてねぇなと!!!!」
観客「(笑&大歓声)」

いや、比べる相手間違ってると思うけど(笑)。

GAMO「そしてバリトンサックス谷中敦!!」
観客「(拍手&大歓声)」
GAMO「We are...東京スカパラダイスオーケストラ!!!」

まだ泣いていた谷中さんを気遣ってか、珍しくGAMOさんが紹介を。もう感動的なシーンの連続。ちくしょーーみんなカッコ良すぎだ。そしてイントロで一気に興奮状態へスイッチオン。まさかのインターセプター!もちろん高速バージョン!アンコールではおそらくスキャラバンとかMONSTER ROCKだろうと想像していたため嬉しい誤算。これも昨年のNKホール以来ひさしぶりに聴いた。手を挙げながら踊りまくる。

演奏が終わるとメンバーが退場。しかし場内からはまだまだダブルアンコールを求める拍手と地響きが鳴り止まない。それに応えるかのように、メンバーが再び姿を現す。

谷中「どうもありがとーーう!!!」

そしてそのままMONSTER ROCKへ。照明は灯され、明るくなった場内。みんなこれが最後だとわかっていたようでまさにドンチャン騒ぎ。終始大興奮のままライブは終了。谷中さんが「どうもありがとう!」と言ってステージを去るメンバー。欣ちゃんは客席にドラムスティックを投げ入れてました。最後に大森さんがマイクを使わず生声で「ありがとーーう!!!」と叫んでた。

BGMに「さらば友よ」が流れる中、私は会場を後にする。周りを見渡せば皆幸せな表情をしていた。
15周年を飾るに相応しいお祭り騒ぎはこうして幕を閉じた。



東京スカパラダイスオーケストラ
Debut 15th Anniversary at 代々木第一体育館(2004/10/22)

  1. Burning Scale
  2. (WE KNOW IT'S) ALL OR NOTHING
  3. SKA ME CRAZY
  4. STROKE OF FATE
  5. ホールインワン
  6. Natty Parade
  7. 栄光のエンブレム
  8. CALL FROM RIO
  9. YOU DON'T KNOW (WHAT SKA IS)
  10. 雨の軌跡
  11. 火の玉ジャイヴ
  12. (新曲)
  13. FINGERTIPS
  14. スカンボ
  15. ONE EYED COBRA
  16. TIN TIN DEO
  17. 君と僕
  18. (新曲)
  19. 銀河と迷路
  20. 花ふぶき〜愛だろ、愛っ。〜
  21. Blue Mountain
  22. HURRY UP!!
  23. 5 days of TEQUILA
  24. ルパン三世'78
  25. DOWN BEAT STOMP

  26. Encore1.
  27. Just A Little Bit Of Your Soul
  28. インターセプター

  29. Encore2.
  30. MONSTER ROCK

  31. S.E.   さらば友よ


-おわりに-

改めて見ても凄いセットリストです。15年の歴史を一夜で振り返ったんですから当たり前かもしれませんが。初めてライブで聴けた曲が何曲もあって、本当に僕にとっては季節はずれのお祭りのようなライブでした。ただ、スーツで行ったため汗は凄いわ、革靴だから足が痛くなるわで大変でしたが、実際そんなのはライブ中は一切気になりませんでした。

何故スカパラのライブはこんなにも楽しいのか。それはおそらくメンバー自身が、誰よりもライブを楽しんでいるからじゃないでしょうか。きっとメンバーもスカパラのファンなんですよ。あとスタッフも。だから会場全体が一体となってみんなで楽しいライブを創り上げることができるんだと思います。これだからスカパラのライブはやめられないとまらない。

また、帰りは地元で少しだけ飲んだんですが、毎度ながらスカパラのライブ後のビールは最高でした。とにかく、スカパラ15周年本当におめでとう!これからもずーっと応援しつづけていきます。
では一緒に楽しんだファンの皆さんお疲れ様でした。また次のライブで会いましょう。
2004.10.24 youhei


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