THE HIGH-LOWS
"The★MUSTANG 04→05" at 渋谷公会堂(2004/9/2)

ハイロウズ全国ツアー２日目。会場は昨年のTMトリビュート以来の渋谷公会堂。この日は仕事帰りにスーツから私服に着替えて参戦。ちょうど１８時頃、会場に到着し、途中で買ったウイダーinゼリーをグイグイ飲む。それにしてもライブ前にウイダーを飲むのがもはや習慣になっている気がする。だってライブってだいたい２時間ちょっとでしょ。夕方から夜の一番お腹が空く時間帯に２時間キープしてくれるウイダーは非常に便利なんですよね。

入り口でファンの人と待ち合わせ、開演時刻の１８時３０分から１０分くらい前に座席に到着。既に場内はハイロウズのテーマを歌うファンであふれている。ライブ始まる前からみんなテンション高い。エーチャンのライブみたい。いや、エーチャンのライブは行ったことないけどなんか想像つく。

そして場内が暗転すると一気にスタンディング状態となり大歓声。ステージ脇からメンバーが登場。ヒロトが「こんばんはTHE HIGH-LOWSです！！」と叫ぶ。大歓声で包まれるとともにゴーンからスタート！前日に発売されたニューアルバム「DO!!The★MUSTANG」のオープニングナンバーだ。これほんとにメロディが素晴らしくていい曲なんだよなーーーいきなり感動した。あ、ちなみにこれはカルロスゴーンのことを歌った唄ではないですよ。鐘をつく音ですから。

もう１曲目からもんの凄い盛り上がり。自分もホールであることを忘れてピョンピョン飛び跳ねてました。そしてその盛り上がりを持続したまま砂鉄。これもゴーンと同じくらいメロディが素晴らしい曲。私はニューアルバムはできる限り聴き込んでいたのでこの辺は一緒に口ずさんでいた。

続いてはさらにニューアルバムからアネモネ男爵。これがまた砂鉄以上にいい曲なんだよなーーー。ニューアルバムの中では３本の指に入るくらい大好きな曲だったから嬉しかった。しかもこのときのヒロトの壊れっぷりは凄まじかった。もう体中をこれでもかというくらいブルブル動かして、もうね、ほとんど歌えてないの（笑）。でもその姿がすげーカッコ良くって、観てるこっちはもう大興奮ですよ。鳥肌立った。まじすげぇ。

続いてはなんと千年メダル、そしてシッパイマンと懐かしい名曲が続き、ファンからは悲鳴が。シッパイマンには『悔いのない生き方は後悔の繰り返し』という素晴らしい歌詞がある。生で聴けてマジ感動。後から知ったことだが、この２曲は滅多にライブではやらないようで。

そしてまさかまさかの夏なんだな。まさか聴けるとは思わなかった！こればっか聴いてた去年の夏を思い出してしまった。さらにヒロトが「せい！！！しゅん！！！！！」と叫ぶとともに青春へ。昨年のサマソニで千葉マリンスタジアムがぶっとぶくらい盛り上がった光景を思い出した。それにしてもいきなりこんなにハイナンバーばかりとは。場内もクライマックスのような盛り上がりをみせる。ハスキーが終わったところでMC。ヒロト、どうやら気になることがあるようで。

ヒロト「気になる・・・アテネが気になる。今ごろ掃除大変なんだろうなぁとか・・・。あれだけたくさんの人が来たんだから。外国人が『俺ピクルス嫌い』って言って"ピッ！！"って捨てたりして・・・アテネ中ピクルスだらけになってるんじゃないかって・・・気になる・・・俺はピクルス嫌いじゃないから大丈夫だけど。」
観客「（爆笑）」
ヒロト「ではマーシーが歌います！！」

マーシーは何度も「オーイエーーー！！！」を連発し客席大盛り上がり。曲はもちろん64,928-キャサディ・キャサディ-。マーシー、終始めっちゃノリノリで楽しそう。観てるこっちもテンションあがってくる。そして演奏が終わるとヒロト再登場。場内には口笛が流れる。荒野はるかに。これはホント素晴らしい。詞と曲が見事にマッチしていて。なんかハイロウズの生き方を表現しているような曲だった。

そしてイントロからヒロトが爆発。ズートロ。ほんとすんごいんですよヒロトさんが。大変なことになってた。そして僕の座席の２列前にいた女の子も大変なことになってた（笑）。「♪ズートロ」の後には「ヘイ!!!!」と叫ぶ観客。超気持ちいい！（by北島）

そしてライブはクライマックスへ突っ走る。ミサイルマンは懐かしすぎてびっくりした。でも結構ライブでは演奏されている定番曲みたいで。みんな手を上にあげてミサイルの真似してた。さらに続いてはなんといかすぜOK！！！これもまさか聴けるとは思ってなかった。嬉しすぎ！！だってもう８月じゃないんだよ。９月なのにこの曲やってくれるなんて。この日一番、めちゃくちゃ歌いまくった。

しかしまだまだライブはこんなもんでは終わらない。続いては相談天国！！やばい！！イントロから興奮して頭から出血しそう。サビではみんな飛び上がる。これがライブハウスだったら大変なことになってただろうな。でも次は絶対ライブハウスで観たいぞ。

ラストはヒロトのタイトルコールとともに真夜中レーザーガン。もう声が出なくなりそうになるほど叫びまくって本編終了。ぷはあーーーもうマジでお腹一杯。楽しすぎだ！！！しかしまだアンコールが待ってる。そしてそのアンコールで感動の瞬間が訪れようとは・・・。

場内は開演前と同じようにハイロウズのテーマ。それに答えるかのようにメンバー再登場。大歓声と拍手に包まれる場内。

ヒロト「やっぱりアテネが気になるなぁ・・・あんなにたくさんのメダルがあるんだから、誰か一人くらい風呂場にうっかり置き忘れちゃったりするんじゃないかって・・・気になるなぁ・・・・・・。そんな、アテネでした。」

そして場内が爆笑に包まれた直後！！「このままーーーーーー！！！！」とヒロトが歌いだす。途端に場内は怒号のような大歓声！なんと日曜日よりの使者！！！昨年のサマソニでは聴くことができなかったからもちろん私は生で聴くのは初めて。イントロはCDよりも何百倍もカッコ良くって、鳥肌が立った。「♪シャララーラ」は場内全員で大合唱。まさにライブは終焉を迎えるような盛り上がりをみせる。しかしまだまだこれでは終わらないのがハイロウズだ。

続いてはあのイントロ。ドラムの音だけですぐに何の曲だかわかった。それは私がハイロウズの中で最も好きな曲でもあり、私が知っている全ての楽曲の中でもベスト３に入るくらい、大好きな曲でもあった。まさかまさかの即死！！！！もうこの時点で私は完全失神状態。まさに即死！もう死んでもいい！と思えた（それはちょっと言い過ぎだけど、この時は本当にそう思った）。

そしてラストはスーパーソニックジェットボーイでまさにぶっ飛び！ああーーーもうハイロウズ最高。マジ最高。
最後、ファンに手を振りながら退場するメンバー。ヒロトはマーシーと手をつないで退場。思わず場内大爆笑。恥ずかしそうなマーシーが可愛かった（笑）。いやーーこりゃたまんないな。次のライブはいつだ。早くやってくれー。


THE HIGH-LOWS
"The★MUSTANG 04→05" at 渋谷公会堂(2004/9/2)

  1. ゴーン
  2. 砂鉄
  3. アネモネ男爵
  4. 千年メダル
  5. シッパイマン
  6. 夏なんだな
  7. 青春
  8. ハスキー（欲望という名の戦車）
  9. 64,928-キャサディ・キャサディ-
  10. 荒野はるかに
  11. ズートロ
  12. ノロノロ
  13. 不死身のエレキマン
  14. ミサイルマン
  15. いかすぜOK
  16. 相談天国
  17. 真夜中レーザーガン

    18. Encore.
  18. 日曜日よりの使者
  19. 即死
  20. スーパーソニックジェットボーイ

-おわりに-

昨年のサマソニでは直前のスカパラで体力を全て失ってしまい、スタンド観戦で不完全燃焼だったリベンジのつもりで気合を入れて臨んだ今回のライブ。そんな僕の期待の何倍もの感動をハイロウズは与えてくれました。まさか「即死」やってくれるなんて・・・あのイントロが流れた瞬間、この日初めて会ったファンの兄ちゃんと顔を合わせて「うををををーー！！！！」と叫びました。マジ泣きそうでした。

昨年のリベンジは果たしましたが、まだまだ、もっともっとハイロウズを味わってみたいです。今後の彼らの活動が楽しみ。とりあえずまだしばらくは即死の余韻に浸らせてください。

では、一緒にライブを楽しんだ皆さん、お疲れ様でした。また次のライブで会いましょう。
2004.9.6 youhei

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