吉井和哉
GENIUS INDIAN TOUR 2007 at 日本武道館 (2007/10/24)

やっぱりこの人のライブはいい。今回のライブで確信した。

前回のTHANK YOU YOSHII KAZUYAでド派手な衣装でイエモンの曲とか歌ってたけど、今回のライブではまさに「今の吉井和哉」のスタイルでイエモンの曲も自然体で歌えるようになってた。「聖なる海とサンシャイン」にはマジでびっくりしたけど(笑)。

そういえば以前本人がロッキンオンのインタビューで言ってたのを思い出した。今はちょうどイエモンの「SICKS」みたいな感じになっている。何やっても楽しい状態になってると。

今日はオープニングがまたシビれた。最初はステージに薄い白い布が天井からかかってて、メンバーがかすかにしか見えないんだけど、Biriのイントロでその布がドーンと落ちて照明がパァーーって明るくなって・・・。

1曲1曲それぞれ語りつくしたらキリがないんだけど、もう最初から最後までものすっごい集中してライブに参加することができた。こういうことは滅多にないです。

個人的には「ワセドン3」と「Shine and Eternity」はライブじゃやらないんじゃないかなーって思ってたけど見事にやってのけてたし。 アルバム(Hummingbird)の曲は全部やったんじゃないかな?アルバムツアーで、そのアルバム曲を全部演奏するライブなんて、生まれて初めて見ましたよ。

以下、本日の吉井語録。

・今年でデビュー15周年を迎えた。これからも自分の好きな曲をつくっていくしかない。

・ウチの母親がたまに変な絵文字入りのメールを送ってくる。なんでも今日(10/24)はひいおばあちゃんの命日なんだとか。しかもその人は三味線の歌い手で、自分の家系で歌い手がいたことを初めて知った。俺の歌がロックにならないのはそのせいだと思う。つい握りこぶし握ってしまうような。

・オアシスのカバー(Don't look back in Anger)を音源化したいと思っている。今本人達に交渉している。

・ソロになって最初の頃の曲はとてもカップルで聴けるような曲ではなかった。ソロ1stアルバムの中でも最も気持ち悪いとされている曲をやります。(SWEET CANDY RAIN前のMC)

・シングルカットが決まったバッカはとても思い入れのある曲。たぶんそんな売れないと思うけど(笑)。ツアーファイナルの博多が終わったら、プロモーションビデオを撮る。また自分の自己満足のために何千万かかる(笑)

・僕が「ほらほらマンチーが」って歌ったら「はじまった」って言えば必ずイイことが起こる。(マンチーの間奏にて)

・Hummingbirdのツアーは今回が第一部だと思ってる。第二部は年末12/27,28の吉井武道館。そして第三部は来年1月から始まるZeppツアー。

で、気になるのはやっぱり年末の吉井武道館。おそらくイエモン時代からのベストセレクション的なライブになるだろうから、全国津々浦々応募が殺到することが予想される。チケットはプラチナモノになりそう。こればっかりは運だからどうしようもないけど、当たるのを祈るのみ・・・。

いやしかしすっかりハマっちゃったなこりゃ。参った。



吉井和哉
GENIUS INDIAN TOUR 2007 at 日本武道館 (2007/10/24)

  1. Introduction
  2. Do The Flipping
  3. Biri
  4. WEEKENDER
  5. 上海
  6. ルーザー
  7. SIDE BY SIDE
  8. CALL ME
  9. ワセドン3
  10. シュレッダー
  11. 聖なる海とサンシャイン
  12. I WANT YOU I NEED YOU
  13. PAIN
  14. Don't look back in anger(Oasis)
  15. Let's Spend The Night Together(The Rolling Stones)
  16. マンチー
  17. Love Communication
  18. ALL BY LOVE
  19. SWEET CANDY RAIN
  20. WINNER
  21. Shine and Eternity

  22. Encore.
  23. バッカ
  24. 雨雲

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