B'z
LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- at 味の素スタジアム(2018/9/21)

約7年ぶりに少しレポート書くことにしました。
もうこのサイトも誰が見ているかもわからないけど、30周年ということもあり、感じることが多かったので。


1999年のBrotherhoodで初めてLIVE-GYMに参加してからちょうど20年経った。 これだけ長年ライブに参加していると、少し距離を置いてみたくなる時期も多々あった。 腐れ縁というか、ただ惰性でLIVE-GYMに参加している時期も何度もあった。

自分にとってB'zという存在は何なのか。自分はB'zの何が好きなのか。そもそも本当に好きなのか。
そういったことをここ何年か自問自答し続けてきた気がする。

その答えが今回わかった気がした。


開演の18時を少し過ぎたところでLIVE-GYMがスタート。
オープニングのultra soulからBLOWIN'と、ライブは初っ端からぶちあがる選曲で進んでいく。 しかし自分はなぜかどこか落ち着いて、自分を含め客観的にライブを楽しんでいた。

序盤のハイライトはやはり光芒。
いつかのライブレポートにも書いた気がするが、この曲は100年に1度レベルの名曲だと思っている。
ビーパのファン投票で1位になってたから歌ってくれたんだろうけど、やっぱりこの曲は稲葉さんの喉が、声が心配になる。

声が思うように出ず名古屋公演が一時中断したという話は聞いていたが、やはり8月の日産に比べると辛そうだった。 長年のファンも同じだと思うが、これだけ何度もLIVE-GYMに参加していると、稲葉さんの声の調子は数曲聴けばわかる。 この日も決して万全な状態ではなかったと思う。光芒のラストも辛そうで、心配で、とにかく無事にライブが終わって欲しいという気持ちになった。

しかしそんな心配も吹っ飛ぶ恋心。
珍しく振り付けの練習をしてから「恋心 2018 夏 in 味の素スタジアムいってみましょう!」というMCからの恋心での一体感と楽しさはやはり格別。 どこか落ち着きながらも心の底では楽しんでいる自分がいることに少しずつ気づき始める。

ニュースにもなっていたが、ZEROではなんとキムタクが出てきた。最初スクリーンに映った姿を見ても誰だかわからなくて、 高橋一生か?とも思ったけど、キムタクとわかった瞬間、ああ、稲葉さんと仲良しだもんな、って思いつつ、気持ちが高ぶってずーっと笑顔で楽しんでいる自分がいた。30周年ならではの特別な演出。
「近くで見たらいい男でした!」と稲葉さんが言ってたが、貴方も負けてませんよ。

そしてALONE。8月の日産と同じく稲葉さんがピアノを弾くパフォーマンスで登場。

ここで何故だか涙がとまらなくなった。日産でも別に泣くことはなかったし、そもそも今までのLIVE-GYMでもALONEで泣いたことなんか一度もなかった。

この曲を聴くと、高校時代、ウォークマンでIN THE LIFEを聴きながら自転車で通学していたことを思い出す。
そしてなぜだかこの時は、ALONEを聴きながら見たあの日の美しい夕焼けの景色がはっきりとフラッシュバックした。

初めてCDラジカセが家に来て、弟が買ったRISKYが流れてきて初めて音楽を聴いて「カッコいい」と思ったあの瞬間。
思えば初めて自分の小遣いでB'zのアルバムを買ったのがIN THE LIFEだった。本当に毎日CDでもウォークマンでも聴きまくっていた日々。

ピアノを弾きながらALONEを歌う稲葉さんの姿を観たことで、まさにHINOTORI(不死鳥)のように、あの頃のB'zへの気持ちが、想いが、一気に蘇ってきたのである。

昨年福山雅治さんのラジオに稲葉さんがゲスト出演した際、福山さんが「こんなに純粋な人はこの世界で見たことない」と言っていたが、 この日のLIVE-GYMで改めてわかった。稲葉さんはずっと音楽に対してまっすぐ純粋に取り組んできたのだ。その稲葉さんの変わらぬ姿勢が、学生時代、初めてCDを買った頃の、純粋に音楽を好きになった時の気持ちを蘇らせてくれた。

大人になり社会人になって、人間の裏表や、社会の冷たさ、理不尽さといったことも知り、いつしか自分もそういった社会に染まってしまっていた。そんな自分に対して、あの頃の、純粋に夕日を見ながらALONEを聴いて感動していた気持ちを忘れるな、と。この日のB'zからはそんなことを直接言われている気がした。

続くLOVE PHANTOMでもなぜか泣いていた。
HINOTORIで稲葉さんのシャウトに火の鳥のセットが重なるシーンが本当に強烈に興奮した。鳥肌が立った。
そして最後飛び降りるパフォーマンスも、その前のALONEでのピアノも、95年のBUZZ!!の再現。このBUZZのビデオテープも、当時本当に何度見たかわからない。そんな自分の思い出も全てわかった上で受け止めてくれている気がした。

juice、バッコミ、Pleasure2018という流れで本編終了。

アンコールはいつのまにかできていたアリーナ後方のステージでBrotherhoodから始まった。
ブラフは個人的にも始めてLIVE-GYMに参加した思い入れのあるツアー。
「We'll be alright」と会場の歌声が響く中、稲葉さんがBrotherhoodに対する思いを語りながらメインステージへ歩いていく。

「We'll be alrightという響きを、ここにいない人たちにも、届かせるように。もっと美しく響かせたい。」

このときはっきりと気づいた。B'zや自分と同じく、Brotherhoodという楽曲も、20年経って成長していたのだと。思わず胸が熱くなった。

続く愛のバクダン。日産初日しか参加していなかった私としては、てっきりギリギリchopだと思って GREENのときに買ったハンドタオルをポケットに忍ばせていたのだが、結局使わなかった(笑)。
しかしこの愛バクも嬉しい誤算だった。CIRCLE OF ROCKも、初めて仙台へ遠征し、初めて5列目という奇跡的なポジションでB'zを観ることができたため、ブラフと同じくらい思い入れのあるツアー。
そしてこのライブレポでも何度か書いた気がするが、とにかく愛バクでは何度涙腺を破壊されたかわからない。
物凄く幸せな気持ちになると人間って涙が出るものなんだな、と自分に教えてくれたのはこの曲だった。

最後はRUNでこれまでのLIVE-GYMすべての映像が流される。


私は今までB'zとLIVE-GYMを通じてたくさんの人たちとの出会い、別れも経験してきた。
RUNを聴いている最中、自分は今まで一緒にLIVE-GYMに参加してくれた人たちへの感謝の気持ちと、たとえ今は別々の道でも、 みんなまだどこかで繋がってて、1人じゃないんだ、という気持ちが芽生えた。

「you know we're all alone」
「止まれないこの世界で胸を張って生きるしかない」
「we'll be alright」
「死ぬなら1人だ 生きるなら1人じゃない」

この日のLIVE-GYMでまた、生きていく力をもらった。

ブラフ前のMCでまっちゃんは「あなたたちがPleasureであり、Treasureです。」と言っていた。

では自分にとってB'zとは何なのか?

その問いに対する答えは1つしかなかった。


自分にとってB'zとは、Pleasureだ。

今までも。そしてこれからもずっと。

2018.9.26 youhei


B'z
LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- at 味の素スタジアム(2018/9/21)

  1. ultra soul
  2. BLOWIN'
  3. ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE〜
  4. TIME
  5. love me,I love you
  6. 光芒
  7. もう一度キスしたかった
  8. 恋心(KOI-GOKORO)
  9. OH!GIRL
  10. イチブトゼンブ
  11. ZERO
  12. ALONE
  13. LOVE PHANTOM 〜 HINOTORI
  14. Real Thing Shakes
  15. juice
  16. BAD COMMUNICATION
  17. Pleasure 2018 〜人生の快楽〜

  18. Encore.
  19. Brotherhood
  20. 愛のバクダン
  21. RUN


B'z consists of TAK MATSUMOTO , KOSHI INABA